便潜血陽性の時は大腸カメラを受けましょう!
便潜血陽性の時は大腸カメラを受けましょう!
便潜血検査による大腸がん検診は、大腸がんによる死亡率を減少させることが証明されています。便潜血検査は40歳以上の方を対象に二日法で行われています。
大腸がん検診受診率(40~69歳 男女計)の全国平均は45.9%と報告されており、目標値である60%には至っていません。自覚症状がなければ検査を受けなくても大丈夫と思ってしまったり、容器に便を採取しなければならない手間はありますが、大切な検査ですのでより多くの方に受けていただきたいと思っています。
令和4年度のデータでは、便潜血検査の受診者のうち約5%の方が陽性(要精密検査)となり、要精密検査者のうち約3%の方が大腸がんと診断されています。便潜血陽性で大腸カメラを受けると、100人のうち3人に大腸がんが見つかることになります。
便潜血陽性の方には必ず大腸カメラを受けていただきたいのですが、東京都の精密検査受診率は62.2%にとどまっています。当院のある杉並区の精密検査受診率は80.1%、近隣の世田谷区は60.8%であり、ともに目標値である90%には達していません。精密検査受診率が低い理由として、大腸カメラに対して不安を抱く方が多いことが挙げられます。
不安を和らげるための当院での取り組みとして、①事前に検査のイメージをつかんでいただけるようホームページに前処置から検査までの流れを記載、②自宅での下剤内服に不安な方は来院後に院内での下剤内服が可能、③眠った状態で検査を受けられるよう患者さん一人一人に合わせたオーダーメイドの鎮静剤・鎮痛剤使用、④軸保持短縮法や愛護的な内視鏡操作による腸にやさしい内視鏡検査が挙げられます。 詳細は大腸内視鏡検査(大腸カメラ)のページへ
検査は24時間ウェブ予約が可能です。検査にご不安のある場合は、大腸カメラ事前診察の予約を取ってご来院いただければ検査相談可能です(「予約ページ」→「内視鏡、超音波検査」→「大腸カメラ事前診察」へお進み下さい)。
便潜血陽性でお悩みの方は当院へご相談下さい。
監修:桜上水消化器内視鏡・呼吸器内科広瀬クリニック
副院長 廣瀬雄紀