
消化器内科
消化器内科
お腹に関わる症状は様々です。少しでも不安があれば、お気軽にご相談ください!
など
胃酸を含む胃の内容物が食道に逆流することで、食道の粘膜に炎症が起きた状態です。加齢や食生活の欧米化、喫煙・飲酒などの生活習慣、肥満が要因となり、近年増加しています。主な症状は、胸やけ、みぞおちの痛み、長く続く咳、のどの違和感などです。
ピロリ菌は胃の粘膜に生息する菌で、主に胃や十二指腸の病気の原因となります。幼少期に感染し、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の原因となります。長い年月をかけて胃炎が進行し、胃がんの発生母地となります。感染が確認された時点で除菌治療を行うことが推奨されます。
胃痛や胃もたれなどの胃の不調が慢性的に続く病気です。機能性疾患のため、胃カメラなどの検査では異常は見つかりません。はっきりとした原因は分かっていませんが、胃の運動機能異常や胃酸過多、胃の知覚過敏などの要因が複合的に関係していると考えられています。ストレスによる自律神経の乱れが関与する場合もあります。
腹痛や便通異常(下痢、便秘)などの腸の不調が慢性的に続く病気です。機能性疾患のため、大腸カメラなどの検査では異常は見つかりません。はっきりとした原因は分かっていませんが、消化管の運動機能異常や知覚過敏が関係していると考えられています。心身のストレスが発症や悪化に関与すると考えられています。
慢性的な腸の炎症により、下痢や血便、腹痛といった腸の不調を引き起こす病気です。はっきりとした原因は分かっていませんが、遺伝的要因や環境要因、免疫異常などが複合的に関係していると考えられています。
主に、大腸に炎症を起こす潰瘍性大腸炎と口腔から肛門までの消化器官すべてに炎症を起こしうるクローン病に大別されます。指定難病であり、経験豊富な医師による診療が望ましいです。
食道がんは初期には自覚症状がないことが多く、進行すると食道がしみるような感覚や食事がつかえるような感覚、胸の痛みや体重減少などの症状が出現します。
進行が非常に速い厄介ながんですが、初期の段階で発見することができれば内視鏡治療で治癒が望めます。お酒で赤くなりやすい方や喫煙習慣のある方は専門医による定期的な内視鏡検査をおすすめします。
当院では早期がんの診断・治療経験の豊富な内視鏡医による胃カメラが受けられます。経鼻内視鏡や鎮静剤を使った検査にも対応可能です。
胃がんは日本人に最も多いがんの一つです。ピロリ菌が原因の大半を占めます。
早期がんのうちは症状に乏しく、進行がんになると胃痛や黒色便、通過障害による嘔吐などが出現します。
早期がんであれば内視鏡治療のみで完治するため、早期発見が大変重要です。専門医による定期的な内視鏡検査をおすすめします。
当院では早期がんの診断・治療経験の豊富な内視鏡医による胃カメラが受けられます。経鼻内視鏡や鎮静剤を使った検査にも対応可能です。
近年、日本人の大腸がん罹患率(かかる人の割合)は増加の一途をたどっています。平均寿命の高齢化に加え、食生活など生活習慣の欧米化が影響していると考えられています。
早期のうちは症状に乏しく、進行すると血便や腹痛、腸閉塞などをきたします。早期であれば内視鏡治療や手術により完治が見込めるため、早期発見が大変重要です。特に近親者に大腸がんの方がいる場合や40歳を過ぎた方は、一度大腸カメラを受けるようにしましょう。
大腸ポリープはがんの原因となるため、大腸ポリープの切除歴のある方には定期的な大腸カメラをおすすめしています。
当院では鎮痛剤・鎮静剤を使ったつらくない大腸カメラや日帰りポリープ切除が受けられます。